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本のTOP > 和書 > 灯台〔ハヤカワ・ミステリ1800〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
アイテム詳細
灯台〔ハヤカワ・ミステリ1800〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
青木 久惠(翻訳)
早川書房
グループ:Book /ランキング:103473
価格:¥ 1,890
発売日:2007-06-15 /通常24時間以内に発送
青木 久惠(翻訳)
早川書房
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
次作があるのか?
(2007-11-15)
著者はもう80才台のはずだが、この筆力は何だ?
今作でも、ページを繰らせる力は衰えていない。
本格ミステリの黄金パターンの一つである
「孤島」を見事に甦らせた、本年の代表作のひとつでしょう。
ダルグリッシュが××し、ミスキンやベントンスミスの今後も気になるのですが
はたして次回があるのか?
そのへんが最大のサスペンスだったりして…
“本格のコード”にのっとった端正なミステリー
(2007-08-04)
昨年の『あなたに不利な証拠として』に続いて、今年も「ハヤカワ・ポケット・ミステリ」からヒット作が出た。それが本書、英国が生んだミステリーの新女王、P・D・ジェイムズが’05年、おん年85才で発表したダルグリッシュ警視長ものの新作である。
イギリスはコーンウォール沖に浮かぶカム島。このVIP滞在客だけを迎える高級保養地で世界的に有名な作家が灯台で首吊りの変死体となって発見された。事件の社会的影響に配慮した当局は、この、世俗から隔絶された孤島で、限られた容疑者の中から犯人を挙げるべく、地元警察ではなく、ロンドン首都警察からダルグリッシュ警視長ら3人を捜査に派遣する。
島の滞在客やスタッフからの地道な聞き取り調査から捜査を進める3人だったが、二人目の犠牲者を出してしまう。さらには、ダルグリッシュ本人の身にも思わぬ変事が・・・。
本書は“本格のコード”のひとつ、「孤島」を舞台に、過去の忌まわしい出来事が絡む‘フーダニット’である。
きわめて現代的な病、SARS(重症急性呼吸器症候群)まで飛び出して、「孤島」を二重の“クローズドサークル”状態にして、なおかつ連続殺人にまで発展して、真犯人が最後まで分からない、という本格謎解きのスタイルをとった、いかにも英国風の端正でクラシックなミステリーである。
いつもながらの重厚なジェイムズ世界
(2007-07-25)
「ミステリーの女王」P.D.ジェイムズも本作刊行時には御年85歳、でも筆の衰えはまったく感じられません。
相変わらずの重厚な筆致で、ダルグリッシュ警視長の推理が堪能できます。
静穏と休息を求めて孤島にやってきた地位もお金もある人々。
イギリス本土から孤立した閉鎖的な空間で起きた殺人事件の解決にあたるダルグリッシュ
(と部下二人)を翻弄するかのような謎めいた人間関係が、少しずつ解きほぐされていきます。
ジェイムズ作品の魅力のひとつは、丹念に描き出された登場人物だと思うのですが、
本作でも著名な作家と娘、過去の医療ミスに苦しむ医師夫妻、貴族的な老嬢など個性的な
人物が織りなす人間模様が丁寧に描写され、純文学のような読み応えを感じさせます。
個人的には『死の味』がダルグリッシュ・シリーズの最高傑作だと思っていますが
本作は近年のどの作品よりも面白く、『死の味』を読んだ時の興奮を久々に思い出しました。
ある事情で捜査を継続できなくなったダルグリッシュに代わって、今回はケイト・ミスキンと
ベントンースミスが大活躍します。
人間的に深みを増していくケイトの成長ぶりも、このシリーズを読む楽しみのひとつでしょう。
気丈で知的な彼女、本作ではとても魅力的です(ケイト・ファンは必読です!)。
またダルグリッシュの身にも・・おっと、この先は本を読んで確かめてくださいね。
おすすめ度:
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著者はもう80才台のはずだが、この筆力は何だ?
今作でも、ページを繰らせる力は衰えていない。
本格ミステリの黄金パターンの一つである
「孤島」を見事に甦らせた、本年の代表作のひとつでしょう。
ダルグリッシュが××し、ミスキンやベントンスミスの今後も気になるのですが
はたして次回があるのか?
そのへんが最大のサスペンスだったりして…
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昨年の『あなたに不利な証拠として』に続いて、今年も「ハヤカワ・ポケット・ミステリ」からヒット作が出た。それが本書、英国が生んだミステリーの新女王、P・D・ジェイムズが’05年、おん年85才で発表したダルグリッシュ警視長ものの新作である。
イギリスはコーンウォール沖に浮かぶカム島。このVIP滞在客だけを迎える高級保養地で世界的に有名な作家が灯台で首吊りの変死体となって発見された。事件の社会的影響に配慮した当局は、この、世俗から隔絶された孤島で、限られた容疑者の中から犯人を挙げるべく、地元警察ではなく、ロンドン首都警察からダルグリッシュ警視長ら3人を捜査に派遣する。
島の滞在客やスタッフからの地道な聞き取り調査から捜査を進める3人だったが、二人目の犠牲者を出してしまう。さらには、ダルグリッシュ本人の身にも思わぬ変事が・・・。
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きわめて現代的な病、SARS(重症急性呼吸器症候群)まで飛び出して、「孤島」を二重の“クローズドサークル”状態にして、なおかつ連続殺人にまで発展して、真犯人が最後まで分からない、という本格謎解きのスタイルをとった、いかにも英国風の端正でクラシックなミステリーである。
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相変わらずの重厚な筆致で、ダルグリッシュ警視長の推理が堪能できます。
静穏と休息を求めて孤島にやってきた地位もお金もある人々。
イギリス本土から孤立した閉鎖的な空間で起きた殺人事件の解決にあたるダルグリッシュ
(と部下二人)を翻弄するかのような謎めいた人間関係が、少しずつ解きほぐされていきます。
ジェイムズ作品の魅力のひとつは、丹念に描き出された登場人物だと思うのですが、
本作でも著名な作家と娘、過去の医療ミスに苦しむ医師夫妻、貴族的な老嬢など個性的な
人物が織りなす人間模様が丁寧に描写され、純文学のような読み応えを感じさせます。
個人的には『死の味』がダルグリッシュ・シリーズの最高傑作だと思っていますが
本作は近年のどの作品よりも面白く、『死の味』を読んだ時の興奮を久々に思い出しました。
ある事情で捜査を継続できなくなったダルグリッシュに代わって、今回はケイト・ミスキンと
ベントンースミスが大活躍します。
人間的に深みを増していくケイトの成長ぶりも、このシリーズを読む楽しみのひとつでしょう。
気丈で知的な彼女、本作ではとても魅力的です(ケイト・ファンは必読です!)。
またダルグリッシュの身にも・・おっと、この先は本を読んで確かめてくださいね。
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